憧れのヒト

高校の頃、憧れてた先輩に久しぶりに逢った。たまたま仕事が休みで、本屋で立ち読みしてたら偶然見かけて、声をかけるのを一度は躊躇しつつも、前よりもさらに大人っぽくなった先輩を引き留めたくて、僕は勇気を振り絞った。
「先輩!僕のこと覚えてます?コンノです。」
先輩は、一瞬戸惑ったものの、すぐに僕のことを思い出せたらしく、あの頃と同じように微笑んでくれた。
「えー!?コンノくん??髪の毛切っちゃんたんだねー。久しぶり!」
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続きは秘密。